室内の観葉植物の土から出てきてしまったキノコバエ。
ゴミにたかるようなコバエと違って
薬局でよく販売しているような
コバエホイホイではホイホイされないコバエです。。
5年前から室内に様々な観葉植物を置いていたのですが、
今年になって初めてコバエがでてきてしまいました。
キノコバエの対策をいろいろ検討してみたので
紹介したいと思います。
対策①石けん水にトラップ
水にハンドソープを含ませた石鹸水
これをタッパーに入れて
観葉植物の鉢の近くに置いただけの簡単なトラップです。
YouTubeで実践している人の動画を参考に作成しました。
たしかに数日後には2,3匹は取れていました。
しかし、「最近コバエがでないねー」
と、実感するほどの効果はありませんでした。
対策②100均の小バエとり誘引剤
100均で販売していた、直径3 cm程度の
コバエとり誘引剤を置いてみました。
設置してから1週間後1匹がトラップされていました。
しかし、おそらく、たまたまなのでしょう・・・
その後も、この1匹以外にトラップされることはありませんでした。
コバエホイホイと同じ原理なのでしょうか。
対策③食虫植物とカエルに食べてもらう
もともと、アマガエル達はいたのですが、
その水槽にウツボカズラを置いてみました。
アマガエルがコバエを食べているところを
1度見たことはあります。
しかし、アマガエル達は追いかけてまで
コバエを食べることはなく、
たまたま近くに寄って来たら舌を伸ばして
食べる程度。
カエルも食虫植物も、
獲物がたまたま来るまで待つ戦法・・・
あまり効果はありませんでした。
ハエトリスミレの方が効果があるのでしょうか。
ホームセンターなどで販売される時期になれば
試してみたいものです。
対策④観葉植物の表面の土を入れ替える
キノコバエがわいてきた土を捨てるという方法です。
観葉植物の表面から1-2 cmの深さの土を
ベランダのプランターに捨てて、
新しい土と入れ替えました。
数日間は「コバエ、見なくなったなあ」
と効果をかみしめることができましたが、
しばらくするとまた出てきたので
全滅はできませんでした・・・
対策⑤土の上に軽石を置く
対策④の「観葉植物の表面の土を入れ替える」と
ほぼ同時にした対策です。
室内の観葉植物用として販売していた
白の軽石を置いてみました。
インテリアとしては良さそうですが、
あまり効果はありませんでした。
軽石の下の土から完全に
コバエがいなくなった状態であれば
効果はあったかもしれません・・・
対策⑥市販の粘着剤を使う
ハエ取りテープは見た目があまりよくないし、
実際にいっぱい取れたら気持ち悪い・・・
そこで、アース製薬が販売している
葉っぱの形の粘着剤を設置してみることにしました。
1日後、さっそく2,3匹のコバエを
トラップすることに成功していました。
裏側の粘着剤にトラップされていました。
土の上を這って高いところに移動するという
コバエ達の特性を生かした粘着剤のようです。
今のところ、一番の効果があったようでした。
対策⑦観葉植物を寒いところに置く
土の中にいるコバエの幼虫たちに
死んでもらおう!
ということで・・・
観葉植物には辛い思いをさせますが、
ベランダに置いてみました。
しかし、実行した日の夜は
特別寒い日だったため、
耐えきれずに室内に入れてしまいました。
昼間から夕方にかけての数時間のみの対策でしたが・・・
こちらも、まあまあ効果があったようで
数日間はコバエを見ることはありませんでした。
まとめ
「市販の粘着剤」と
「観葉植物を寒いところに置く」
この2つの対策がもっとも効果があったように思います。
どれも中途半端になってしまっているところは
否めないですが・・・
ベランダのプランターからも夏の間はどうしても
コバエは出ていたように思いますが、
冬になると全くいなくなりました。
殺虫剤を使わずに自然にいなくなってくれるには、
やはり寒いところに置くことが一番だと思いました。
それよりも即効性があるのは
スプレー型の殺虫剤だと思いますが、
ペットがいる方はできない対策です。。
困っている方はぜひ検討してみてください。
(2021年2月23日追加)
「対策⑦観葉植物を寒いところに置く」を
徹底的に行った結果をまとめています↓
以下の方法で完全に駆除できました!